おかげさまでカウンターがついに50000を突破しました。前HPでのカウントも含めると100000近くになると思いますが、4年目を迎え自分たちにとっていい励みになります。
これを記念してと言っては何ですが、以前結成秘話を小倉がストーリーを書いていましたが、今回は自分(杉山)にとって2人(小倉・上田)はどんな関わりで、どのような人間と思っているか、メンバー紹介と兼ねてご紹介していきたいと思います。ごくごくプライバシーに関わることは省略させていただきますので、予めご了承ください。

杉山→小倉
高校2年生の時に同じクラスになり知り合う。最初見たときにどこか寂しげで、つい声を掛けたくなった。手元には音楽機材のカタログが置かれ、何やらMDウォークマンを聴いていたので、「それ何聴いてんの?」と尋ねて聴かせてもらったのが一番最初の会話。その時聴かせてもらったのが彼が作曲したもので、チャゲアスを想像させる歌声とアメリカンな曲調がとても印象に残っている。小倉宅にお邪魔することが多くなり、ギターを教わったり、曲作りを隣で見ていたりしていた。が、2人では寂しいなということもあり、コピーバンドを結成。高校〜大学時代にはコピーを中心とした活動が中心。主にOASISMR.CHILDRENTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTを演奏。そのコピー活動を経て彼と前ベーシストで「the opening cloud」を結成することになる。
杉山から見た小倉という人間について(独断と偏見もありますが悪しからず)
人と人との関係を重視する礼儀作法や付き合い方には特にこだわりがうかがえ、最も尊敬を抱くところ。「もてなし」という言葉が彼には似合うのかもしれない。自分とは違う人との接し方で困惑することもあるが、それが人を惹きつける力になっているのだろう。とても思慮深く、そこまで考えてんのかと感心させられることが多く、そういうこともあってか長期的プランを立てることはほとんどが小倉で、その計画はバランスに長けている。自分は感情論で短期的な目の前の目標を重視する点があるので、よく対立や意見の食い違いがあるが、それもバランスがとれていていいのかもしれない。ちなみに自分が特に感情的になって話をすることが多い数少ない人間の1人が彼。

杉山→上田
今年3月加入が決まったとき、目の前にオーディションが控えている慌しいなか、スタジオで対面する。いきなりの演奏で最初の顔合わせもままならないままだったが、人当たりの良さは初対面のその時からすぐに伺えた。その後数々のオーディションでも戸惑いながらも堂々の演奏を披露。その後地道な活動と学業との両立を何とか乗り切ってくれ現在に至る。
杉山から見た上田という人間について(独断と偏見もありますが悪しからず)
上にも書いたがとても人当たりのよい、よく気を遣ってくれる「できる」人。人見知りがちょっとありそうな気も伺えるが、そんな寡黙な普段とは違った一面も見せてくれ、ちょっと話はそれるが母性本能をくすぐるだろうなぁと思うことがある。スポーツマンということもありいいガタイで頼り甲斐があるのでまたまた話はそれるが年齢層関係なくモテるだろうなぁとつくづく羨ましくなってしまう。誠実さとチャーミングさを併せ持った“古きよき日本男児”というところか。まだまだこれから仲を深めていこうと思っているところだが、ここいらで一度2人で呑みに行ってみたいなぁ。

そして最後に、自分が考え、積み重ねてきたTOC・音楽について

曲作りは高校での人生経験を基にした楽曲作り、2004年までに作曲した曲は基本的にギター一本で部屋で真っ暗にしていっちばんドス黒い感情に支配された時に生まれたもの。ワンフレーズに特にこだわり、割合的にはダークな曲調が多く存在する。2005年以降は小倉から得たものを自分なりに解釈し、噛み砕いて形にしたもの。常に作曲には彼のアドバイスを受け、最終的な仕上げは必ず3人で実際に演奏を重ねて「曲」の形にする。アレンジには「キャッチーさ」「どこか懐かしい感覚」「覚えやすいがアウト・ローであること」を主体としている。売れてナンボの世界かもしれないが売れ線ではない、「自分らしさ」を考えながら行う。
TOCは結成当時から変化して現在の形に至るが、特に“不安”や“迷い”で数々の試行錯誤を繰り返してきた。特に「歌」については小倉の歌唱力と声を最大限に生かすため特にこだわりのある部分であるが故、結成当時の曲と現在の曲を聴き比べるとまったくの別物。その苦労の結果が出ているのではないだろうか。クオリティ、特にドラムについてはおせじにでも「うまい」と言えるものではなく、まだ発展途上の今と比べても話にならない。が、唯一変わらないもの、それは「TOC」というバンドの持つオリジナリティ、どこか統一性のある楽曲、それはいくらバンドの謳い文句を変えようとも決して変わらないもの、初期の作品から現在に至るまで自信を持って訴えれる部分かもしれない。

長くなりましたが、自分が思うことをツラツラと書きました。
またいずれ自分の思いや考えも変化するかと思いますが、
今、ありのままの自分の思いをそれぞれの人にいろんな捉え方で受け止めてもらえるとうれしいです。