WIRE04 - the opening cloud

ＴＯＣのメンバーである山添（ベース）と村田（デザイナー）は、横浜アリーナで開催された日本で最大級のテクノライブフェスである「ＷＩＲＥ０４」に行ってきました。自分の音楽の糧になるものを探しに、そしてただ単純に世界中の凄腕ＤＪの音を楽しみに・・・

今回はこの長かった一日を簡単にレポートしてみました。テクノのライブというのになじみのない方はここでどういうものか知っていただけたら嬉しいです。まず普通テクノのライブは夜から明日の明け方まで行います、「ＷＩＲＥ０４」もその類から漏れず、１８日は１８：００開始・５：３５終了というロックのライブでは考えられないスケジュールです。
ようするにかなり体力が必要です。
だけど僕達二人はかなりの暴走バカなので時間配分関係なし！最初から全部見るぞ！と、いつも後で後悔するのはわかっているのにいつもの行動にでてしまいます。そういうことで１８：００に横浜アリーナに着くように１６：００に出発しました。それにしても今の横浜は熱いんです!!

なんせんですから。

それに
仕事せずムカツクぐらいダルそうに椅子に座っている

人もいたりします。
そんなこんなで新横浜駅につきますが、少し小腹がすいたのでラーメンでも食べようとおもいました。
４０年の時をさかのぼって・・・

はい！さかのぼりました。
腹ごしらえも済んだことで時間もなくなってきたので、
開催地に向かうことにしました。
そしてついに

到着！
もう入口前はすごい行列が並んでいました、僕（山添）は並ぶのが嫌いなので先にＴシャツを買うことにしました。ムラタン（村田）もタンクトップとタオルを買ってたかな。
グッズを購入したあとゆっくり会場入りします。中もまたすごい人！そしてしばらくすると本会場への扉が開かれます・・・

特に僕が注目すべきは「JEFF MILLS」と「ORBITAL」ですね。それに「ORBITAL」はもうすぐ解散してしまうので今日が日本ラストになります。そして会場に入るわけですが扉が開くと同時に音楽がなりはじめます。扉が開くと同時にライブが始まるわけです。

トップはMONIKA KRUSE。
まだ始まったばかりなので、人も少なく盛り上がりに欠ける感はありましたが、最後にＵＮＤＥＲＷＯＲＬＤの「ＢＯＲＮ　ＳＬＩＰＰＹ」をプレイ！
かなりヒートアップしてきました。

そして次はKAGAMI
このライブでは前者のプレイが終わり、音が鳴り止む寸前に次の人のプレイがはじまります、そしてもちろんプレイ中は終わりまでノンストップ、休む暇なしです。KAGAMIのプレイですが、ハードコアミニマム系のモニカより少しビッグビート系のリズムでまた違うノリをあたえてくれます。

で、次なんですけど、ムラタンがORBITALのサインがほしいというので休憩がてら会場を離れます。だが、サイン会場につくともう受付は終了していました・・・まあ仕方ないので写真だけ撮ることにしました。そのあとに石野卓球を見に会場に戻りますが、その次のORBITALの場所取りのために遠いところから聴くことにしました。（会場にはＤＪステージの反対側にライブステージが設けられている）
石野卓球はしっかりとそのノリのある音楽の中に笑いをいれてくる所が好きだな。

そしてついにORBITAL

もう何も語ることはないです・・・
なんか俺の書く稚拙な文章でこの演奏を表現するのはとても失礼に思える・・・
他のアーティストには悪いけど次元が違いすぎる・・・

次はＣＤを買ってるぐらい好きなBAD BOY BILLですが、ORBITALを聴いたあとに他のを聴けといわれても正直無理です。だから飯休憩をとることにしました。飯食った後に休憩ってことでスタンド席でまだやっていたBAD BOY BILLを聴くことにしました。

スタンド席から見るとアリーナの広さが窺えます。それにしても思うのがロックと違いこんなに人が密集してもぶつかり合いなどがあまりないのが印象的です。

次はＬＵＫＥ　ＳＬＡＴＥＲですがスタンド観戦にしました。今度はＤＪがどういうふうにプレイしているか見ていました。
正直何やってるか全然わかりませんでした・・・

次はALTER EGOですが、この時すでに２：３０。眠い・・・、それにJEFF MILLSを近くで見るために反対側で場所とり・・・しかしそんなの関係なかった！すげえよこの人ら！サイケデリックトランスに近い音楽でむちゃくちゃ俺の好み！今度ＣＤ買おうっと。

次はドイツＮｏ１ＤＪって言っていいほどのプレイヤーであるCHRIS LIEBING。
ほんとに純粋なハードコアミニマムで、音の幅が少ない音楽なんだけど、この人ノリ所をわかりすぎ！欲しいときに欲しいノリを持ってきてくれる。

さあテクノ会の宇宙人ことＪＥＦＦ　ＭＩＬＬＳだ！

この人の音楽は意味不明なぐらい躍動的。あと音が細かい！あのスピードの中にいろいろな音が凝縮されている。ただ問題はこれ聴いているのが４：１５からなこと。ちゃんと意識がある時に聴けばもう少し良い印象を受けたと思うけど・・・
そしてＪＥＦＦ　ＭＩＬＬＳのプレイが終わり外に出た時はなんと７：００!!　５：３５に終わる予定が何故！？
まあいろいろあったけどデジタル音が好きでバスドラムの４つ打ちが好きな人には楽しめるライブです。ただ体力がかなり必要です！このレポを書いてる今でも足と首の痛さに悩まされています（頭使って聴けばそんなことにはならないと思いますが・・・）