昨夜のライブは本当に良い経験になりました。素晴らしい夜でした。遠くから来てくれはった方、二回目の方、初めての方、他のバンドのファンの方、昨夜「MOJO」にいたすべての皆さんありがとうございました。皆さんの心に何か少しでもプレゼントできればよいなぁ〜と思って演奏いたしました。気持ちをプレゼントしたいとは言っても、正確には感情は自らが生むものなのでプレゼントとはいえないかも分かりませんが、何かそういったきっかけになればなぁ〜と考えているわけです。
コンサートや映画、演劇、お笑いなどを観に行ってすごく思うのですが、帰るときに生まれる切なさや悲しみ、喜び、驚き、興奮、苦しみといった単純な言葉一言で終わってしまうような感情、それこそが観に行くということの真意ではないかと思っています。脚本の意図を探ったり、どんな機材を使っているか調べたりすることも大変楽しい作業ではありますが、それらはそういった気持ちを生むために用意された手段に過ぎないと考えています。要は、わたしはキャストからにじみ出るソウルというかヒューマニズムというか… そのようなものを求めて観に行っているのです。私なりの狭い解釈で捉えた舞台をとりあえずは精一杯目指そうと思います。これからさらに、舞台人として観に来て下さる方々により良い時間を過ごしていただくため、成長し続けなければならないと思います!皆さんにとってもTOCにとっても、来年が良い年になりますように。では、また。